ALL DAY!!

本当と嘘のあいだで、どこからか聞こえた音を書き留める。

14thライヴサーキット “The dice are cast" @アリーナ公演

最初に言っておけるのは、横浜公演を我慢して本当によかった!!
思いを込めて空を飛んで、ここでこうして居れてよかった。

 

跳ねながら、音に乗りながら、ぎゃあぎゃあかわいい!楽しい!ってしたのは何年ぶりでしょうか。全部若者のせいだ。
(先に言っておく、今回康兵ちゃんって言いすぎ)

 


14thライヴサーキット “The dice are cast"
@アリーナ公演(大阪城ホール

ホールツアーとは変わって前説客席いじり。3サイがなんか言ってたけどあまり代わり映えしないので割愛←
最終日サプライズもあったけど年々こう、いや何でもない。いいやw

相変わらずステージには黄色の幕があって。
アリーナ前方から見たそれは、結構もうつぎはぎしてあって長いツアーを経てきたんだなと思えた。
きっと初日はこれがピカピカだったんだろうなあ、お疲れ様でした!
一旦暗転直前ぐらい?で空気をいれてふくらませているんだという発見もあったよ。

M1:ANGRY BIRD
アリーナならではの響きわたるサウンドに心が高鳴るー!
両サイドのスクリーンにサイが出されてそれがお互いに中央を覗き込むから、まるで向き合っているようで。
サビの強さが戦場に向かう戦士の様でかっこいいし、行こう最後まで。という気持ちにさせてくれた。


M2:俺たちのセレブレーション
前にも増してキラキラしてきた気がしてならない!
ここはどこ?私はだあれ?でようやく、大阪にいますよ。きちゃいましたよ。という高鳴り。
そしてそのあとの康兵ちゃんのメロにウッキウキw


M3:Stand Alone
体も温まってそりゃあ楽しいですよ、新藤のギターにクラップですよ
2番Bメロの「丘の上に立ち〜声をあげって」のところがすっごい好きでつい見てる。


M4:ソーシャル ESCAPE
これの!康兵の手拍子煽りが!tdskのWe Love Usを思い出してニヤニヤが止まらないのは私だけでしょうか\(^o^)/
んでもってワイパーね、さすがに周りに溶け込めなくなるので手は上げずに体を揺らしていた。


M5:ポストマン
ひゃー!ポストマン!もう好き、超好き。
ってテンション上がってると、案外まわりがそうでもなくて、あれってなる寂しい。
曲終わりに「大阪最高!!」と岡野が言って嬉しいったら…


M6:ワン・ウーマン・ショー ~甘い幻~
ううっ空が青すぎてじゃない…って凹んだ後に、これはこれで楽しもうと思った結果が宗本康兵さんでしたすみません(土下座)
それでも何回もちゃんと聞こう、と意識してたからか。ちゃんと聞けた。
歌い上げる姿もギターを弾く姿も凄く好きなんだけど、きっとどこか恥ずかしいから、見れないのかも。


M7:ジョバイロ
初日は岡野さんが盛大に出だしで間違えてやり直したい素振りで「おい、やり直すならやり直せや」って思ってましたが何かw
まあこういうハプニングの時は会場の空気もぐっと上がるんだけどw だ け ど ! !
ーー新藤の言葉選びをジョバイロで改めて。
「おれかけのペンで物語を少し変えようとしたら歪な悲劇になった」という文字列の気持ちよさ。
くわGのパーカッションがいいスパイスでねえ、本当人材どこから探してきてるんだろう。
それで、そう。今回NAOTOくんがいない中でのストリングスの聞いた曲が多くて。
それをいい意味でより良くぶっ壊してきたな、と思っていて。

それは康兵の存在や音色の持つ意味であるんだろうな。
壊れそうな、脆くて、硝子のような、けれどもとても優しく切なく愛のある情熱の康兵ちゃんの音。
女性的な一面にも、頼もしい男性像にも見える。

 


M8:螺旋
なんだろう、ホールツアーの時よりも不安定に感じてしまって。
気にしすぎだとは思うんだけれど。
照明が、広い分広がる感じが綺麗で。特に青の波の様な照明と赤のピンスポットの対比がぐっときた。
森男の安定して聴けるベースラインが気持ちよかった。私これで寝れる。心地よい。


M9:ミステーロ
おっ、イントロアレンジしてきた!なんか来る!って思って。
そして友人様がこちらを見たその瞬間から、口を開けたただの棒のようでした。人って固まるんだね!
と、言う訳でNAOTOくんが出てきてくれました。
大きな意味があったんでしょう?問いかけてもきっともう答えはでないのだけれど、そこにいる。いてくれる。NAOTOくんに全ての感情を持っていかれました。
以下ラジオレポ拾ったもの
NAOTO「人間って本当にびっくりすると口がぱかっと開くんですね。あの子多分あの曲聞けてないんちゃうかなあ」
ご 名 答 !

最後にして完成したミステーロ。

曲の持つ空気感。本当にここにきて、ありがとう。これを聞きたかった。

 


M10:バベルの風
眩しかった。(アンケートに書いたw)
ミステーロで魂が抜けていたので2番ぐらいからしか覚えていないが、とにかく(NAOTOくん)いる?あ、そうだよね?あれ
、だよね?えっ。えっ、ちょっと意味わかんな…えっ?っていう初日
2日目はそれなりに。わかってはいるんだけど、こうエエイッ!って気合いでいった感w

 


M11:AGAIN
また、「AGAIN,AGAIN」のそこをまた聴ける幸せ。
自分の嫌な部分、不安な部分を岡野が歌にして「大丈夫」にしてくれると安心するんだ。
ジレンマの胸張って行けよもだけど、岡野に言われたら全部うまくいくような気がして。
そして今日も乳色の朝もや色にうっとり。

 


M12:メリッサ
この掛け合いも、やっぱり日ごと距離感が縮まっていっていて。
探り探りの部分はもうなかったよ。
時折見せる恥ずかしさも音に表れているけど、愛嬌だと思おう。

 


M13:Hard Days, Holy Night
「多幸感」という言葉を友人にいただいて、これだ!この言葉だ!としっくりきたんだよねえ〜。
まだまた言葉選びの苦手な私からはきっと出てこない。
クリスマスがあってよかったと心から感謝したのは今回のハドホリが初めてかもしれんw
凄くキラキラとしたハドホリでした!キラキラと輝いてた。イルミネーション
アレンジは爆発的ではないけれど、41歳のポルノがやる「今」のハドホリだった。
優しくて、温かな。
「サイレントナイト〜」があれこんな高かったっけー?って練習し2日目は低い方で出したけど、それはそれで女子力低かったわ…(‘A`)
あ、サイがクリスマスカラーになってたの!かわいい(*´∀`*)

 


M14:Hey Mama
新藤よくやった!www
「しーはずあきゅーぅとすまーいる」のサンタさんみたいな歌いかたが可愛くって。
最後くわGが1人グロッケン叩かないとなんだけど、ステージ上みんな見守ってて。
ハドホリ→へいままの温かさは楽しかったよー!
クリスマス(ちょっと前)幸せだよー!
映像みながらだと、本当新藤かわいいねえ笑


M15:wataridori
何回聞いてもこのはじまりのアレンジは好きです。
何度聞いても思い浮かべる風景は男木島へのフェリーからみた瀬戸内の風景。
きっとまた、どこかで巡り逢うんだろう。懐かしく思える風景はきっとある。

 

 

M16:瞳の奥をのぞかせて
岡野から目を離せなかったホールからの、康兵ちゃんが美しいアリーナ。
とにかく見ていたくて。
願えば通じるのか不思議と、新藤が左にずれて康兵ちゃんをずっと見れた。青紫の中に浮かび上がるシルエットをずっと見ていた。
あんなに綺麗な康兵ちゃん泣くに決まってる。グリッサンドからの和音が好きすぎる。脆い、すごく脆い。強い気持ちだけで保ってる。歌うようなピアノ。
岡野の声は楽器としての旋律。
ふわりと1節ずつ歌う岡野と、反響しあう3つの音が。きめ細やかな緻密さを持って。
そしてツアーを通してとても細やかなモノになっていた。4人でシンプルだからこその、細かさ。
この曲への思い入れは色々とあるけど、今回これを聞いたことでもっと愛せるようになった。

 


M17:サウダージ
こんなに意味のある、重いサウダージは初めてだとずっと感じていて
瞳の奥をのぞかせてサウダージを繫がりのある「ひとつ」「対の存在」にしてきたんだと。
香川では曲間があいていて、それが武道館で無くなったなぁ繋がったなぁと思い。
そこへ今回NAOTOくんがいることによってグッと締まっていた。これも最後に決めてきた。
そしてベースなの。とにかく森男のベース。こんなに格好よかったっけ?
目をつむって頭の中に鳴り響かせてしまう。
サウダージを何回も聞く機会はあったけれど、このツアーでのサウダージは違う曲だった。
違う曲、というか覆されたんだろうな。毎回、何回噛みしめても足りない。
また、大切な曲が増えた。

 


M18:Century Lovers
こっからは盛り上がるのみであった(^ω^)Fu!Fu!
でかいサイコロが客席をゴロゴロしてたんだけど、正直怖かったの内緒な?
今回のセンラバの「キスよりもっと!熱くならないか!」という煽りが好きでさ、もっと煽って!って思ったの久しぶりだった。

 


M19:Mugen
はい!拳をあげるから!

 


M20:Good luck to you
飛んでくるテープをガン無視して拳をあげていた人間です!
なんて嬉しい曲なんだろうねえ。だから全力で拳で答えるよー!
最終日には「ゼロじゃないから!」をつい口にしていたよw
って映像みたっけ「ゼロじゃないから?」って言ってくれてたね。おかの(´;ω;`)スキィィ
んで、新藤の「おおさかー!」うれしい、ちょーうれしい!

 


M21:Ohhh!!! HANABI
あがったよー!花火があがったよー!大サビの前一瞬時がとまってみんなあがってく花火に集中するあの瞬間いいよね。
わかるけど、わかるけれどもHANABIの前の「えー!」が嫌いで「イェー!」でかき消してた。
ハネウマに期待するのもわかるけれど…って考えはすぐ消えるんだから、単純な自分。
気づけばずっと金魚みたいなひらひら岡野を目で追って、サビでは腿上げして。一心不乱に踊ってた!

 


M22:オー!リバル
この感想文がなかなか書きにくかったのはこの1曲のため。

(康兵と、さぽーとさん)
これで、最後なのか。
そう思えば思うほどに私の初日、香川で見た康兵の姿が浮かんできて。泣けて仕方なかった。
アコーディオンとコーラス。全力で歌ってリズムをとって、目を見合わせてくれる彼に、どれだけ今自分は惹かれているか。

今回のツアー、彼への感想がとにかく多いのはツアーの音作りを担ってくれたこともあるし、この現場で得たことが栄養となって音に表れているのが解ってしまえば、しまう程、嬉しくて。
ーーポルノのサポートしている時のさぽーとさんが好きなんだなぁ、と。
もちろん単体として作ったり発表したり演奏している姿も音源も大好きだけれど。
本間祭で抱いていたふわふわとした違和感のような感覚はここにあるんだなーと。
緊張して改まった康兵くんも嫌いではないけれど、やっぱり笑っていてやっぱりいじられキャラで年下感のある康兵くんがすきで。
ポルノグラフィティと一緒にやっている、立ち位置、空気感。それが好きなんだ。
ポルノが喋ってる時にふふってしてるところが好きで。
2人の音に寄り添って、時には一歩後ろで太く支えてくれている、それが好き。

(ポルノ)
アルバム全曲をやった。
本編最後にリバルを持ってきた意味とは?
今までのツアーであればあったような「締めの一曲」ではなく「オー!リバル」だったということ。
今伝えたい1曲、しっかりと受け止めてほしい、覚えていてほしい、余韻として残っていてほしい。そういう思い。
この位置の意味。最後に受け取ったら溢れてくる思いを言葉にだすのは怖くなった。
向き合ってくるサイとステージ上の全員に、応えられるだろうか。自分が彼らと向き合うあの瞬間、逃げてはいないだろうか。
ただひたすら恐怖感と不安に襲われてしまった。
でもこっちも必死だから、一生懸命に受け止めるしそれを伝えたいから。
そう思っているのに、泣いていて。なんてもどかしいんだろう。
最終日、私はずっと泣き崩れていたけれど、オレオレーオーと声に出すことで、向き合うことはできたのでしょうか。

1999→惑ワ不と「ポルノグラフィティ」というものを振り返るような、僕らがポルノグラフィティですよ?という名刺をもっているようなライブから。
お祝いの席ですがよかったら。みたいな祭から。
言ったらタキシードを着た新郎のような姿から。
自信を持って作った「RHINOCEROS」をポルノグラフィティが好きで見に来る人に伝えるためのツアー。
全国津々浦々をめぐって自分たちを表現している姿を、見て欲しかったというポルノと、ファンとの化学反応によって生まれる何か。
アルバムツアーとしての完成度の高さ。

このアルバムで一緒に回りたかったから、ハネウマやアゲハをやらなかったんでしょう?
そんなことを言いつつ、ポストマンやジョバイロ、瞳〜を入れてきて。
挑戦だったのかもしれない、試されたのかもしれない。
色々めぐるけれど、ひとつ答えは「嬉しかった」ぶつかってきてくれて「嬉しかった」

 


EN1:スロウ・ザ・コイン
もはやアンコールの拍手をしたいのに、リバルで崩れ落ちようやく立ち上がったらもう出てきていたような気が…
「欲深い人たちに」っていうから、デザイアくるー!と思ってたらスロウザコインで、うん←
とはいえ曲がはじまれば楽しいばかりで。
思えば「賽は投げられた」っていう元はここからきているんだよねえ。

 


EN2:ジレンマ
岡野の「膝のちから抜きなよ」に助けられる日がくるとは思ってなかったよw
毎度最終日は次にジレンマで飛べるのはいつかなーって思って飛んでる。
ジレンマかなー、なんか康兵が超可愛くって「きゃあ!かわいい!」って言いながら踊ってたw私にしては珍しいこともあるねえw
出し切って、むしろ出し切りすぎて翌日相も変わらず抜け殻になっていたよ。
こんなに感じ取れるようにしてくれた長年の月日も、今を聞かせてくれることも、全て嬉しいよ。ありがとう。