ALL DAY!!

本当と嘘のあいだで、どこからか聞こえた音を書き留める。

高橋優 全国LIVE TOUR 2017-2018「ROAD MOVIE」@茨城

高橋優 全国LIVE TOUR 2017-2018「ROAD MOVIE」 @ひたちなか市文化会館

 

LIVE後のツイッターでの一言がまず全て。

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ただいま!
はーーーー高橋優に「ありがとう」を何回伝えたら良いか!名前は性格を表すっていうけどほんとに暖かく優しいライブだった。
出できたとき「本物だーーー」って言ったの何年ぶりでしょうw
検索して落ち込んでた割にすげーロックなライブでした…
最後の大合唱に応えてくれた優くん本当に幸せそうだったな。幸せになってくれたなら嬉しいな。
今日なーんか知らないけどはっちゃんへの掛け声が大きくて驚く優くん笑
多分君が道中書いた優便のおかげだと思うよw 「茨城出身じゃないよね????」って疑われるぐらいのはっちゃん人気(笑)

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「茨城ーーーー!!」って言ってくれるこの喜びは、これは地元でしか味わえないもので。
とにかく茨城県って東京からすぐだし、まともなホールはないしでアーティストに嫌われてるんだけれど、来てくれて嬉しくて嬉しくて。
本当なら横浜(ファイナル)エントリーするような私が地元1本に絞るぐらい特別だった。

今回ツアータイトルが「ROAD MOVIE」ということで、MCで映画の話をしてくれて。
茨城は、フィルムコミッションのお話から「大洗にも星はふるなり」「図書館戦争」の名前を挙げてくれて、最終的に「ピンチランナー」をセレクト。
ピンチランナーは高校の友人との思い出が詰まった作品だ、と語ってくれた。以下長いまとめ。

ブラフマンばかり聞いていた高校生高橋優。
友人スタローン(石黒彩矢口真里のファン)にモー娘。を推される日々の中、ピンチランナーの公開撮影をやる「ひたちなか駅伝」に行こうと誘われる。
しかし!同級生の高嶺の花との喫茶店デートを優先し、スタローンの話を断る高橋優。
デート当日「・・・高橋くんってどのグループにも属してないから聞くけど」と、好きな人ののろけ話を聞かされる悲しき少年。
友人スタローンに「ひたちなかいけなくてごめん」と言えば「公開初日にいくべ!」と笑顔で返され、なぜかファンでもないのに公開初日に観に行くことに。
映画の内容よりもそれにまつわる甘酸っぺー思い出に涙を流す高橋少年であった...】

まさかピンチランナーとは思わなかったw
そしてそれにまつわる話が長くて甘酸っぱくて青春って素晴らしいぜ...

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こっからセトリ順に書きたいところだけ。

1.終焉のディープキス
2.象

3.現実という名の怪物と戦う者たち http://j-lyric.net/artist/a0540b5/l023f5e.html
4.シンプル http://j-lyric.net/artist/a0540b5/l0418aa.html
→後述するけど、色々と思うところがあってこの2曲をこの場所で聞けたことで、現実と向き合って行かなければと思った。帰りの電車でセトリ順で作ったプレイリストのこの部分をずっと聞いていた。

5.BE RIGHT
→願えば聞けるその1。出会いの曲とはちがうけれど、この曲をきっかけに優くんの世界にはいったと言える。

6.白米の味
7.羅針盤
8.life song
9.花のように
10.同じ空の下

11.BLUE
→「どれだけアレンジしてもこの曲はギター1本でしかしっくりこない」と路上スタイルで歌う。濃いめの青に差し色の赤の照明の中、不思議とメガネを取った「路上ライブをする高橋優」の姿が見えた。

12.シーユーアゲイン~ピアノバージョン~
13.ロードムービー
14.ルポルタージュ
15.太陽と花

16.Mr. Complex Man
→願えば聞けるその2。いやーー嬉しかったこれでわけのわからないノリ方がしたかったw 跳ねるだけ!!頭を降って手をかざして踊り狂うだけ!!
ちなみに始まりのセリフは「僕に水戸納豆を、買ってきてくださぁい」でした。いくらでも買ったるわ!

17.明日はきっといい日になる

18.泣ぐ子はいねが
→なんか見たことあんの出てきたぁーっ!(BIGなまはげが出てきた)(このちっさいホールのとこに隠れていたというのだ!)
煽り:いばらき、ひたちなか、水戸納豆、シルベスタースタローン、ロッキー!、この紋章が目に入らぬか!、この紋章が目に入らぬか!(下ネタver.)
本当はこの「紋所」なんだけどね、その辺はまあいっかw

19.虹
→「奇跡は待つもんじゃなくて、起こすものだと、そういう曲です。」
ここの言い方といい、本編最後ということもあり。キング&クイーンの岡野の「強さとは己自身を〜」の流れを思い出し、あーやっぱアミューズの先輩後輩なんだなとか思ってました。

EN1.こどものうた
→願えば聞けるその3。ルポルタージュのインタビュー読んでて「こどものうた」って単語をよく見かけたのでやってくれないかな?と淡い期待を抱いていたのだけれど。久しぶりの曲を!からの「こどものうた」でしたよ!!はあぁーー嬉し!!そしてこれぞ彼らしい。
魂ごとぶつかってくる真っ直ぐな叫びに一緒に戦いたくなるんだよね。

EN2.リーマンズロック
→最後の曲、これなのか。と不思議に思っていたんだけれど。この長いツアーが1日1日であるとして。
彼にとってはこのツアーは仕事で職場で、多分ここに来ている人も仕事終わりだったりして。その締めくくりに「明日」を見据える曲ってエンディングとして切なくも勇気の出る1曲なんだな、と。晴れやかに行けよというメッセージなのかなと。


ーー最後BGMで流れた「虹」会場が自然と大合唱になって、その声を嬉しげに聴いて。サビで声に応えてマイクを取ってくれた優くん。本当に幸せそうだった。私も優くんの優しさに今日とても救われたよ。幸せな時間が流れているよ。

優くんは演奏中とても客席を見ていて、位置的に私はとても目線があって嬉しくてずっと口ずさんでた。
真っ直ぐな瞳がこっちを見てる幸せ。
最上級の優くんの笑い顔が嬉しくて、彼をこんなに嬉しい気持ちに出来てよかったなあって。

 

*こっからは本当に独り言。12/18という日の翌日のこと。

 

 


12.18の翌日。
この大きな悲しみ、喪失感の中で今日は楽しめるのだろうか。笑えずに棒立ちのまま優くんの音楽を聞くことになるのではないか。
大きな不安を抱えたまま向かった
そしたらさ、高橋優はめちゃめちゃ染み込んできたんだ。
本当は触れてほしかった寂しさに思いっきり入ってきてくれたんだ。侵食っていうのかなぁわかんないけど。「優しさ」と「笑い合おうよ」という気持ちが染み込んできたの。

私笑ってた。飛び跳ねてた。爆発したかったのかもしれない

だからアンケートにね「辛くてね泣いてたんだ、そんな私に笑顔をくれてありがとう」って書いたの、彼には隠さずに伝えたかったから (何故なら彼は隠さないで伝えてくれる人だから)
それで帰ってきてライブ前日の 「笑顔を見つけられますように」って優便をみて「あぁ、私だけが笑顔にしてくれてありがとうって思ってたんじゃないんだな」って。
彼は探しに、見つけにきてくれたから、私は笑うことができたんだって。