2017.5.6 at さいたまスーパーアリーナ
スガフェス！〜20年に一度のミラクルフェス〜
ポルノグラフィティに会いたい、と思って行ったのが本来の目的だったんだけれど、それ以上に1日を通して楽しさや感じることの多いフェスでした。
会場はVIVA LA ROCKのままで、入り口なんかがスガフェス仕様になってて。
３日間のVIVALAの熱を残したまま爽やかな風が通り抜けてた。
ー第1部ー
ウォームアップとして（2017年初めてロックフェスだった、筋肉こわいw）THEBACKHORNに突撃。
そこまで人も密集してなかったのでモッシュゾーン手前ぐらいでワーっと。
本当はモッシュ混ざりたかったんだけれど、お地蔵さんに阻まれ行けず。お地蔵さんはうしろにいてくれ頼む。
「罠」「刃」とわかりやすい曲を並べてくれて、ちょうどいい温度で拳を突き上げられて。
久々のロックの音圧とか体の底から幸せを思い出してく様だった。
最後のコバルトブルーでテンションがっつり上がって、微熱を帯びた体のまま「フェスやべえ」って外にでてくっていう。
外の空気を吸ってお腹が空いてたのもありDragon Ashの桜井さんの「桜井食堂」でぼーっと麻婆飯。
ひとりで木漏れ日の中流れてくる音とか声を聞いて食べていると、なんだか試合前のスタジアムみたいで「お祭り」なんだって心が踊る。
DJブースは鹿野さんのテーブルだったかなあ、その音が誘ってくる様でまたワクワクするんだ。
再び会場内で、RADIOFISHをつまみ食いしにアリーナへ。
芸人さんなんだよなーって思いつつちゃんとフロアを熱くさせてくるのは流石としか。
続く稲川淳二は怖い話が嫌で逃げようって友人と話してたのに、淳二真ん中出て来ちゃってアリーナ締め出しを食らうという、こういうハプニングもありなんだろうけど、無理です！
ミスチルは見ようかどうしようかと思っていたんだけど、2部へ体力温存したかったので、一回クロークいってからの「終わりなき旅」「ファスナー」のみ。それだけだったけど500lvからみたステージは圧巻だったなあ。
ここでアリーナの様子見てたら後方ブロックの方が踊れそうだったので、狙いを定めて移動！
ー第2部ー
後方ブロックの柵横取れたので気楽にスペースで踊るよ！第2部。
KokuaのオープニングチューンからのSKY-HIくん。正直彼を知らなかったけれど、爽やかでまっすぐな声ととてもダンサブルなアレンジに思いっきりきゃっきゃして踊ってた。好んでラップは聞かないけれどこのぐらいPOP寄りに踊れるととっても気持ちが良いな。「19才」はぐっと若さのある19才になっていて。初夏の緑の様でした。
続いて目的その１スガンプーユ。
たらーっと出て来て下手で「スガンプーユTシャツ着ないの？？ねえねえ！」ってやる、んぷーゆさん可愛いですかなんですか(＾ω＾)
「SKY-HIの熱の後に引きの美学でいく」見たいなことをいって。3人だけで演奏する形で、１曲目に持って来たのは「夜空ノムコウ」。
フワッと浮ついていた客席がイントロで締まった空気感の後の3人の奏でる音が切なくて、けれど太くて。
染み渡るってこういう時に使う言葉なんだろうなあ。
2曲目は「福笑い」
聞きたかったー！！本当、昨年末〜今年頭ぐらいから高橋優沼につかりようやく生できけた（高橋優沼についてはあとで書くつもり）
3人とも笑顔で暖かいのにどこか強さを奏でていて、これが「高橋優の曲」の好きなところだなーって思って頭上高く手を叩いていた。
３曲目は「星に願いを」
ギターがすっごい難しくて苦笑いの高橋優と余裕みあるスガ、山村両氏w 久しぶりに山村くんの声を聞いたけど柔らかくでふわふわしてるな、マシュマロみたい。
ラストナンバーは「ポルノさんもいらっしゃるから」って客席動揺させてからの「アミューズのパイセン福山さんの曲」ということで「家族になろうよ」
これはアミューズの先輩ってところでサザンと福山どっちだろーーーからの「家族になろうよbyスガンプーユ」
はぁーーーーたまらん。アルペジオからの優しい優くんの「１００年たっても好きでいてね」
何って高橋優の声で家族になろうよが聞きたかったってそれだけに尽きるんだよ。ごめんスガフェスなのにごめん！！それほど聞きたかった！！
スガンプーユで一息ついたような会場に、ここは当日配布されたシンクロライト通りに水樹奈々。（出演者順に名前が書いてあった）
ひれ伏すかのごとく感極まる奈々ファンの皆様、そしてこことばかりに焚かれる青のペンライトとUOに私も持ってくりゃよかったとwww
「ETERNAL BLAZE」始まりでいっそヲタスイッチを入れてそれらしくいつもと違う動きで「奈々様〜！！」ってしてたら超楽しくなって来たよ＼(^o^)／なーな！なーな！
「はじまりの日」ではMummy-Dまでご登場！！
奈々様も終わり、本命ポルノグラフィティ。
聞き覚えのあるリズムと共に登場した姿に「やっと会えた。私がただいまって言える大切な場所にやっと会えた。」とやっぱり泣いてた。
どんな時だってでっかい心で、ありのまま受け入れてくれる。
そして今日久しぶりにただいまと言わせてくれる場所にこれほど会いたかったんだ…と。
リズムはそのまま観客の手拍子に変わり「アゲハ蝶」それに全力で応えることができるこの瞬間がどれだけ大事か。
2番サビの
「あなたが望むのならこの身などいつでも差し出していい、降り注ぐ火の粉の盾になろう。
ただそこに一握り残った僕の想いをすくい上げて心の隅において。」
が浸みて仕方なかった。
私自身がポルノの盾になることはきっと平気でできる。けれどお願いだから少しだけでいいから聞いてほしいことがあるんだ。っていう、小さなとっかかりをまだ昨夏の横浜に置いて来たままだったんだろうね。
ウジウジと湿っぽく思っていた昨夏への想いは今日で断つことにするよ。
そして今まで通り、変わらずポルノのそばに戻ってこれる自分に戻るよ。
→で、そのアゲハ蝶の歌詞を「シカオに会えたそれだけでよかった」って歌う岡野ｗｗｗｗｗｗｗ
本当スガフェスの岡野ひどかった（真顔）
衣装がまずね、米袋ｗｗｗいや、ルーズな感じの衣装好きだけど色合い＼(^o^)／
でMCでも新藤完全に置き去りのままスガマニア岡野。私あんなに気持ち悪い岡野初めて見たわ…
少なからずマニア、オタクという人種は好きなものを語る時気持ち悪くなると思うんだけど、度を超えて体現してらしたわ…好きよ、その姿勢が好きよ岡野。
あ、もちろんけなし愛的なあれなので「気持ち悪い」＝「いいぞもっとやれ」的意味合いなんですけどね。
そんな中新藤は新藤でKokuaとのセッション楽しんでる様子で、よかったなあ新藤は普通に幸せな時間を過ごせているなぁ。と思うのですが如何せんボーカルの人がアレで見逃している。
→のでWOWOW様で見たら、オグちゃんと見つめあってギター弾いてたり。
ネギちゃんと岡野は柔らかく目線交わっていたり。
２曲目はスガシカオメドレー（黄金の月〜SWEETBABY〜コノユビトマレ）。
何をやろうってなった時に、ポルノがスガメドレーやる！ってなったんだそうで。
「黄金の月」やるのは何度目だろうね。本当好きなんだなあと思う自分も好きなんだけれどさ。
歌い方が本当に岡野すごく好きで聴いているんだってわかるんだよね、スガシカオの歌う節になってるんだもん。癖のある岡野がだよ？？
「SWEETBABY」はとにかく岡野がくねっくねしててっっｗｗｗ吉川晃司を柔らかくしたような動き…。
でもそんな岡野に笑いつつ、すごく自由でファンクで響き渡る全ての音に身を任せて踊って居られる。
Kokuaの音は本当に気持ちがよくて。ネギちゃんのうるさくて気持ちの良いベース。おぐちゃんのスモーキーなギター（ハネウマがエロかったw）、武部さんの安定していてかつ美しくPOPなサウンド。知ってるだけでもたくさんの好きな音が鳴らされてそこに在ったね。
最後は「コノユビトマレ」、まさか岡野に「この指とまれ」って言われる日が来るとは。全力で止まりに行きますね
メドレー通して、本当にスガシカオの音楽に沢山の影響を受けてきたんだなあと、生き生きとしたエロティックや、少し斜め上にトンでいってしまいそうな所、1.5列目に居ながらも万人受けしてしまう世界。横ノリのダンサブルなサウンド。
ここで私はふと「ルーシーに微熱」が頭をよぎったの。
最後の1曲は「ハネウマライダー」
Twitterで本間さんがスガさんっぽくディレクションした話をしていて、とてもニヤケた。
Cメロのスガさんの歌声が夏風のようで思わず走り出したくなったよ。何処へ行こうかなあ。
2部のラストはKokua。
午後のパレートで一息つきつつ、会場見渡したら午後パレサングラスで埋めつくされてて兎に角すごかったです。
生でオリジナルのプログレスはものすごく濃厚でした…。
（ポルノの直後で言葉にできない何か）
フィナーレはもちろん主役スガシカオ。
立っているのが疲れたのでゆったりしよっかーと200Lv正面へ（偶然空いてた）（ここで大正解）
・・・結果がっつりと踊ってたのは、スガシカオワールドに毒されたからです。もう超楽しかった！
シンクロライトも照明もこの時間の為に用意されていたかの様な、とても大きなディスコクラブだった。
両手あげてくねくね踊ってて「あーー岡野わかるわ、これすっごい気持ちいいもん」って。
「RealFace」ロックverは2度目なんですけど、やっぱりものすごくカッコよくてヘドバンかましてた。
1番踊ったのは「奇跡」という曲でシンクロライトの美しさも会場の空気感も全てが熱を帯びてて、いますごい楽しくてすごい瞬間に立ち会っているんだな、私。
ーースガさんの曲ってラジオやTVから流れてくる機会が多いからどの曲も「おっ、聴いたことあるな」ぐらいだったんだけれど。
LIVEがこんなに楽しいとは思っていなくって。全ての喜びが詰め込まれたフィナーレにただただ来てよかったなと思わされた。
改めてスガさんおめでとうございました！！！
＊余談高橋優＊
ここ半年ぐらい元気のない時に聞く様になってて、アミューズだよなあ、どんなけアミュ沼だよってなってて。
声もだけどとにかく、魂ごとぶつかってくる真っ直ぐさがとても好きで。
嬉しいは嬉しい。悔しいは悔しい。そういうストレートさ。
だからこそ「家族になろうよ」の幸せさは堪らなかったなあ。
いつかこの人の声を生で聴けたらと思ってたんだけれど、それが今日という素敵な時間の一つでとても嬉しかった。
