2018.4.30 カフェイン11
・去年の11月から始まって。色々予期せぬことが起こり、GW前まで足掛け半年。長くやりましたね。
・アルバム「BUTTERFLY EFFECT」をどう聞いてもらうか、っていう事を最初にすごい考えて。
ポルノの神7みたいのあるじゃん(アポロ、サウダージetc...)所謂ヒット曲。そればっかりに頼りよってもアルバムを表現する、という事にならない。今回はあえて神7を外したということでもないし何曲かやったけど、やっぱりアルバムの世界で聞かせたいっていうのがすごくあった。
・アルバムの世界を聞かせるために、映像だったり紗幕の使い方だったり綿密に考えた。
「やりたい」ということが自分の中にちゃんとイメージがあって、それをぶつけると周りのスタッフはプロだからしっかり、それ以上のものを返してくれるので「ぶつける」という事を大切だと感じたツアー
中途半端なものを投げても、向こうはプロだから「それなり」を返してくれるけど、「具体的」を投げると本気で返ってくる。それが気持ちよくて。だからこそ手直しや打ち合わせは沢山やった。
その「こちら側のチームのぶつかり合い」が来ているお客さんに伝わったと思う。
昭仁も「最高のステージを用意してくれて」と言っていたけど(しっかりとした基盤みたいなものがあるから)演奏に集中できたし、ちゃんと表現できている心地良さ、手応えを感じられた。
・39公演あるという事は、ほとんどは地方で宿泊がある。その中でサポメンと飲み交わす機会があるんだけれど、今回はその中でずーーっと音楽の話が小さな事から大きなことまでできた事がよかった。
真助:どこに重心を置いて叩いているか?という話から広がっていく
森男:リズムの話、キックの音色の話
tasuku:ギター機材の話、音色の話
康兵:プロデューサー気質もあるから、ライブの置き所等、彼の発想を聞いたり
nang:シーケンスの話(どこまでシーケンスを出すのか、鍵盤とのバランスとか)
・セットリスト
叩きは新藤、あとは皆で。昭仁がボーカルで会場を引っ張って行くので、彼の意見を参考にすごくする。
ライブってセットリスト並べたら形になるじゃん?でもそれだと「予定調和」で。
アンケートに「最高」と書いてくれる人もおるけど、この「最高」はどの程度「最高」なのか、って考えんといけん。きっと最高を超える最高ってあるはず...となると曲だけじゃなくて、演出全てを使って最高のモノをやるという所に持っていきたくて。
・インプロヴィジョン
昭仁の弾き語りと、新藤+サポメンのインプロヴィジョンは最初からイメージにあった。
で、ポエトリーリーディングの曲を康兵に作ってもらって、同録を聞いたら俺の声だけイメージが違うんよ!w