ALL DAY!!

本当と嘘のあいだで、どこからか聞こえた音を書き留める。

2021.12.21-22 「続・ポルノグラフィティ」@有明

 

2021.12.21-22
ポルノグラフィティ

「17thライヴサーキット“続・ポルノグラフィティ”」@有明ガーデンシアター

当日と配信アーカイブ合わせて有明の感想


以下メモ

・サイドモニター
3日前の打ち合わせで、会場が広いからモニターをつけますと言われた。3日前とかで設置できるんだね

・1日目メンバー紹介 
新藤がボイスストラップ取り出す→「そしてボーカルは?」「ボーカルは岡野昭仁くーん」録音する→流す→客もボイスストラップでレスポンス
Tシャツの丈を長くお直ししてもらった岡野くん。もうお腹見えない!

・1日目生声 
新藤「メリークリスマス!」
岡野「つぎに来るときには元気で、また大暴れをしましょう」

・2日目生声
新藤「まったねー」

・1日目 新藤MC 
コロナの頑張りの件
「栄光は称賛されなければならない。」

・「母屋」
1日目
わしらがどんなに雨を振らせても、雨漏りをしない屋根を作ってくれて(わらう)
→そういえばリフォームは平気になったんだね、仙台でリフォームはあかんいうてたやん

2日目(書き起こし)
しっかりした土台で作られて柱が立っとるわ
壁も頑丈なんで作られとって、屋根も頑丈に拵えてもらっとる雨が降っても大丈夫じゃあ…雨はよう降るけど…
(母屋を守って頂きたい)
釘一本刺しに来てくれてもええ、壁紙がぺろりーんとなっとったら糊付けしにきてくれてもええけ
皆さんが母屋に携わってくれて
増築でもええし、新築でもええし、リフォームでもええ
何らかに携わってくれたら嬉しいなと思います
(ぺろりーんて)

・2日目 なんちゃん
あんふぇのコーチジャケット/メガネ(始まったら外してた?)
岡野くんのMCにわろてるなんちゃん

・ボイスストラップ
その場で吹き込めないから、最初の渋谷のときは静かで焦ってグッズ会議をした。

 

M1. IT'S A NEW ERA
イントロに呼応するロゴをみてたらスモークがロケットの発射時に出した煙に見えて
(それこそアポロ11号?)→そこに立つ→決意の旗→月面の国旗
の連想ゲーム
「あなたのこと確かに感じているの」で強く腕を突き動かす岡野くん、お互いに目の前の触れているものを

M2.幸せについて本気出して考えてみた
イントロギターで白くビカビカするロゴ
この曲のときの岡野はとても若々しく見えるんだなあ
気持ちを胸にで、胸を指している!
「褒めてほしい」で客席をこいよ、と煽っているのがまるで自分たちのことを褒めてと言っているようでもっともっと、ちゃんと言葉で表してあげたくなる

M3. ドリーマー
煽り「いい夢見て帰ろうぜ!」配信聞くとひろおさんのベース気持ちええな
ロゴのストライプがSWITCHじゃん!!!!(泣)
もうSWITCHでしかないじゃん!?
カズーを!鳴らしておくれよ!

M4. ANGRY BIRD
なんかともかく照明がすごくすごすぎて。

Aメロ青に緑が差し込む
Bメロ赤のサーチライト

サビ転換 白ぽい青(太)と赤(細)のダウンライト

サビ 細赤点滅、緑及び青紫(に赤差込)点滅
2サビは上+紫の中ギターに緑ピンスポ

Cメロ前 緑のダウンライト/オーロラ
Cメロ オレンジ暖色→青紫にギター緑/細線スポ

大サビ前 白色ビカビカ

大サビ 赤転換→寒色ビカビカ→白色点滅→紫
→赤点滅、緑点滅→赤暗転

Cメロの前、アリーナ後ろから見たらオーロラのようだった。
曲終わりのパッと開けるけれども混沌とした色合いもそうみなちん風に言えば「いっちゃってる」照明でした!!

M5-Day1.LiAR 
この流れはダイキャスとかBEツアーを思い起こさせる、結構濃厚な並び...

M5-Day2.今宵、月が見えずとも
拍車かけるなぁ手拍子の圧がちがうもん
そして今宵は寒色に黄色が差し込むのわかる!!すごくそれ!
そしてポルノグラフィティにおける「荒野」のライトは乾いたような暖色だよね

ここに収まるのが今宵〜になったのは一番しっくりくる。
ラブデス/ケルアックだったらまだ落ち着いていたけれどANGRY BIRD→LiARはそれこそBEダイキャス感が強かったので、同時期という意味でもヒットソングという掴みとしても落ち着く


MC
新藤「ファイナルのたびにおもう、今日やったらこのあと何年もやらんかも、という曲もあるので大事に演奏したいです。そういう思いがみんなに伝われば」
最近の新藤晴一さんは等身大というかちょっとゆるんだおじさん感があって好き

配信→チャット、スタンプ
こればっかりは最新の言い方ではなく昔からのものなのね、という話

 

M6-Day1 ウォーカー

M6-Day2.Free and Freedom
曲紹介「しかと、受け止めて頂けたら」
それはもう!!歓喜!!
ウォーカーとの対比みたいなものはあるのだろうか

「僕らは一人では生きていけない なのに誰にも縛られたくない矛盾と
 永遠に闘い続ける生き物なんだ そしていまだに答えはない」

この曲が出た当時も、ましてや今もそう思っているかのようで

初日にドリーマー聞いてからいつぞやのパレットのように「この曲を聴いているこの時間の私」みたいなものを大切にしてるんだけど、この曲もその記憶の一片で。
両手をかざして手を叩いたあの日にふと戻れるんだと知った。

M7. Love,too Death,too
ミラーボールはこの曲のためだけなんだよなあ〜なんて贅沢
潜んでいるムービングライトも、照明を駆使している…これでもかと、ディスコ感を出してくる
そして新藤のリフが気持ちいい
やっぱりクラップが印象的、という選曲のひとつなんだろうか?
と思っていたら後日のカフェイン11
→ポルノっぽいシングル
ギタープレイとしては面白くないからセトリに選ばれにくい。けどそういう曲だからこそ「ツアーでやっていなさ具合」がちょうどいい
ギターのリフは羊を数えるように無になって弾いている

M8.ミステーロ
M9. サウダージ
もうこの感覚を味わえることは当面ないんだろうな、と思って向き合ったり目を閉じたりを繰り返して、体に染み渡る声を感じていた。

ひろおさんの弦での不協和音・ウッドベースの表情豊かさ
そして豊夢さんのシェイカー等々の安定感よ
新たな熟練されたサポートメンバーに支えられてまたポルノグラフィティが上回っていく
ーーなんだか今回のメンバーは「不言実行」みたいな人たちだなあ、職人というか

 

M10. 鉄槌
迫りくる赤のムービングライトは複数の目にも見えるな、監視の目からのサーチライト
赤く照らされたスモークが血にも見えてくる
曲終わりの客席に伸びる青のライトは「鉄槌」で刺されているのは我々なのだろうか...
そしてツアーを通してここのギターソロは鈍色が強くなった気がする

幕張ではあんなに表現力を尽くした鉄槌がこんなにシンプルに帰って来るんだなあと思ったりもする。
同じ曲だけれど 景色も意味合いもファンタジーからリアルに変わったような。
幕張は世界観だし、今回は歌の中の「僕」の心情みたいに視線が違うし、多分歌っている意味も違う。


M11. Fade away
「鉄槌→Fadeaway」
不感症の街→感情を持たない、持ってはいけない。
都合の悪いことを考えたらサーチライトであぶり出されて処刑されてしまう、消されてしまう世界。
苦しいーー自由な思考は、自由な感情は。
ロボットのような冷たい心の人間が周りにいる、監視している。というよりは生身の感情を表に出さないように、周りと違わないように息を潜めている人たちの中で逃げているような。
鉄槌の新藤ソロの白いスポットライトはサーチライトにしか見えないんだ。
幼子と母親の愛を目にして慈しみの雨をうけても、影を潜めなければいけない仮面の姿に戻ってしまう恐怖感
悪夢は見たくないけれど、仮面をかぶって周りと溶け込んで生きなければ見つかってしまう。それもまた悪夢という戸惑い。

鉄槌の始まりの赤のライト、格子状=檻
鉄槌ギターソロは、新藤晴一の「言葉」、叫び

歌詞を見てからメビウスはこの曲たちに近いのかなあ?と
もしメビウスがそういう意味なら眠っている幼子は本当に眠っているのだろうか?とか思わせてくるこの世界観
ANGRYBIRDと同じでギターにはピンスポが強めに降り注いでる


M12. 元素L
1番はすこしマイクから離れた位置で歌うから、生っぽさをあおって、2番ではギターを置く
この流れが「歌を抱えて生きていく」の岡野昭仁ポルノグラフィティを投影しているような気がして
2番のコーラスが新藤っていうのもあるな
そして鉄槌、fadeawayと狭い空間の中で蠢く照明が元素では広がりのある光になっているなあ

Day1
鉄槌/Fadeawayに対しての元素の人間味の溢れる暖かさよ…
ちゃんとそこには色がついた世界があって、匂いも溢れていて、四季がちゃんとある。

Day2
Fadeawayが苦しすぎて泣いてたし、
元素は元素で、もう私も「続」なんだなあとおもった。
あの日に置き去りなんじゃなくて。ちゃんと思い出にしてあげて、その思い出と手を繋いで続けていかなくちゃいけないんだ。
だからほら2番はアコースティックではなくて、バンドver.でしょ?

 

M13. Winding Road
冬ですね(ツアー中に季節は進んだ)
もはや思い入れがなさすぎてひろおさんのベースばっかり聞いてゆらゆらしてた件
白色の細線ダウンライトが雨みたいね、床面が水玉模様
…岡野くんの手の甲、いい年のとり方してるなあ好き


MC(岡野)
(コロナ禍という)暗闇ばっかに目を凝らしとっちゃやっぱいけんと思う。
暗闇の先には出口があって、その先には新しい世界が待っとんじゃと
それこそ「IT'S A NEW ERA」私達の為の場所がきっとそこにはあるんじゃないかと、信じときたいじゃん?
今日ね、わしらと皆がまたこうやって出会ったっていうのが、その新しい世界へ行くねいいきっかけになりゃええなとわしは思うんじゃね。
NEW ERAへの出発、今日がその日だ「THEDAY」


M14. THE DAY
「NEWERAへの出発」だから今までのTHEDAYとはまた違って聞こえる
そしてカラフル、色がついた照明(世界)→NEWERAは光溢れてはいるけれどまだ白色のキャンバスのよう
「踏み出すその一歩一歩が変えていけるさTHEDAY HASCAME」
それこそ「ツアーをやる」「100%人を入れる」も↑の歌詞に当てはまる

NEWERA→世界の王
THEDAY→天下国家

M15. REUNION
そんなTHE DAYからの「再会」を意味するこの曲よ。
一歩踏み出しそしてここで集まった意味を問うてみる、考えてみる
THEDAYが割と外向けの曲だとして、それに対してREUNIONは内々のそれこそこの曲を聞いている人に向けての禅問答的な(同じポルノグラフィティという宗派的な)
→意思を紡いで縒り合わし幾千の決して切れない意図に変えて張り巡らせる
→この場にいるひとりひとり、このライブの感想や思っていることも何千通りあって。配信も含めたら膨大な量の想いになる。それのことかなと
最後大サビの「REUNION NOW」でPGロゴが光りだすんだね…

M16. メリッサ
以下BEツアー感想より一部抜粋
ーーメリッサはね、THEWAY初日にメリッサで嫌なことがあってそのせいで「帰る」って言いだして。そこから自分の中に呪いを作ってしまっていた曲で。
その後真赤激で払拭はされたんだけれど、ここで「18年を彩る曲」として持って来てくれたおかげでようやくその呪いを解くことができたなって。
「君の手で切り裂いて 遠い日の記憶を」
「もう ずいぶんと立ち尽くしてみたけど」
「鍵をかけて 二度と開くことのないように」
「救いのない魂は流されて消えゆく」
歌詞を受け止めれば受け止めるほどに強く強くもう大丈夫と繰り返す、そしてその「もう平気だよ」を両手ごと目の前のステージに差し出すんだ。

 

私が以前、THEWAYのライブでしんどかったのをメリッサとTHEDAYが救ってくれたーーーみたいなことをそのままそっくりコロナに例えてみたらあらまぁ、そうだわそうよ、だからここはTHE DAYでメリッサだったんだとハッとした


M17. ハネウマライダー
サステナブルSDGsなジャカジャーン/
歯車→たしかにポルノに会っていない2年間、ちょっと私の中の歯車はギシギシとサビが付き始めていたような気もするし、ライブに来たことでオイルをさして周りが良くなってはいますよねっ!
大サビ、カメラを探す「これかっ」の岡野くんの声、ちゃんとカメラの先にも届けてくれている

M18.テーマソング
次に会うときまで、の「次」が「続」でもあるのかな
何回、何処で聞いても「ほら見上げれば空があって泣きたくなる様な青さ」はパッと映像として脳内に広がるんだよな…会場ではなくその外側の世界にある、いつも見上げてる空の色。
そして前説のところのドラムはまるで「不安な鼓動のドラムだけ」の不安な鼓動
そしてこういうラストのポルノグラフィティとお互いに引っ張り合う光景こそ1日目の新藤の言葉を借りれば「栄光には賞賛を」みたいな光り方なんではないかと


En1. メビウス(仮)
まさか歌詞が平仮名で幼い光景だとは思わないじゃん
会場で聞いているときは漢字で変換してたし、全部は聞き取れないから想像力をフルにしても、大人な恋の話なんかな?
でも、複雑だから神話的な話かなんか??って思ってたもん

「チャイムがなっているうちにかえらなくちゃ」
のチャイムはなんのチャイムなんだろう学校?家?
家のチャイムだとしたら「うち」はどこなんだろう
心の「内側」かもしれないな…とか


MC
ここでタオルの埃の話をしようとする丁度その時、私も上から落ちてきた真珠大の埃の塊にワタワタしていて、屈んでたらステージから「埃が」って言葉が聞こえて、えっ??あなたもですか?!ってなったという偶然のエピソード
どうあがいても冬の雪には見えないんだよ岡野くん…


En2.ナンバー(仮)
年の瀬ですね、クリスマスですね、クリスマスプレゼントを…
まで言うからHDHNだと思ってた会場に新曲って言った瞬間の悲鳴よ!(いや!聞きたいという悲鳴もおおかったぞw)
「新しい音、新しい言葉」て言ってて曲に対して「言葉」という単語を使ってくるんだなあって

照明はLEDバーは虹色でぼやけるような幻想っぽいね、どこかふわふわとした
弦楽器とか全体のファンタジーな雰囲気はOMCっぽくもあるんだよなあ(アウトロ:グラヴィティのアウトロを思い出す)


En3.ジレンマ
アホになってゼロになって!
(ゼロからまたはじめる)という意味で、そこからまた100へ持っていく「ゼロじゃないから」と同じ褒め言葉みたいな喜び

PGロゴも一緒に「よいしょ!よいしょ!」→おじいちゃんになったら「どっこいしょ」に変わっていくのだろうか笑
「教えてあげませーん!」は金八やってたのねw
まって豊夢さんのソロ立ってる…?!どういうことなの
ひろおさんのソロは原曲っぽーい!!
たすくサンタは1日目はあとからロックver.にアドリブ追いついたから、2日目こうやってしっかり合わせてきててメンバーのレスポンスの速さを感じるよ…んでもってこのギターの指板超好き鳥が飛んでいる…
そしてみなちんサンタのHDHNがどうしても洋楽に聞こえてしまってHDHNに追いつかない\(^o^)/
新藤の後ろの岡野くんはあれだ、ダチョウの求愛ダンスとかアリクイの威嚇のやつだ。本人超頑張ってんのに見た目かわいいだけのやつ。

そしてやっぱり仙台で「No no Place to go!」で岡野くん指差したら視線を貰ったの一生抱えて生きてくね「行き先はお前だ!」