ALL DAY!!

本当と嘘のあいだで、どこからか聞こえた音を書き留める。

2022.4.17 宗本康兵「Piano Man Vol.8」

2022.4.17
宗本康兵
Piano Man Vol.8」 at LDH kitchen THE TOKYOHANEDA

 

(注:セットリストは自分のメモだから合っているかはわからんよ!)

M1 Burning
M2 Y
M3 Da

M4 松のテーマ
M5 二重生活
M6 ドリーム
M7 テーマジングル(ギター&ドラム)
以上ドラマ「ナンバMG5」より

M8 ナタリー社歌(インストver.)

M9 (なんちゃら)ハッピー
M10 絶望感がテーマの曲
M11 戦いがテーマの曲

以上アニメ「勇者、辞めます」より

M12 大切なひと(Songby南野陽子

M13 guruguru
M14 曲名不明(+かなあ...)


En 変わらないこと

全身白のコーデ(それこそ靴も白だった)、白は何色にでも染まるって思ってしまう。
結局、康兵くんの奏でるその「音」って芯まで響いてくれるし、どこか切なくて胸を刺す。
仕事終わりで行ったというのもあるけれど、ふと思えば色々と疲れることが多かったので、
ひたすら手が出やすいYouTubeで「Y」をよく聞いていたので、1曲目で今年もこれたなあ、会えたなあと思っていたところに2曲目でそっと涙していた。

前回と比べてオリジナル、提供曲、劇伴と幅広い表情のセットリストを組んでくれていたから
どういう曲や音の表現の違いがあるのかな?と聞き比べることもできて嬉しかった〜!
劇伴に2,3ヶ月苦しむこともあって、それは監督の注文に応えるべくたくさん生み出した中の1曲だろうし、
オリジナルはその人のことを思っているだろうし。(南野さんの曲、可愛らしくも優しさ溢れる様が素晴らしかった)
それでもその中にある「宗本康兵らしさ」は絶対にぶれずにいて、それをきっと求められているんだろうし
(だろうし、だらけだ...)
想像しかできないけれど、そういう求められるものが年々増えていっているんだろうね。
MCでも言ってたけど私が知ったきっかけはポルノだったから、そこからの活動ってもう10年は超えてるのかと思うとちょっとした成長を見届けてる様な親心もかすかにある(...親?)

オリジナルになると一気に色味が濃くなる、というか口下手な人が曲で伝えてくる、描くという感じ。
上記のものが枠の中でしかないんだと、改めて気付かされる。だからオリジナルの間に提供入ってる今回のセットリストかなり楽しい。
煌びやかさも、悲しみとか慈しみとか全ての感情が譜面や鍵盤に乗って指先からこちらに強く届くんだ。
自分の両親の関係性を曲にした「変わらないこと」はさらに暖かみや表情が増すから、もしかしたら近しいものやことへの曲はもう濃度が100%超えてきてるんじゃないかと思う。
そしてそういう近しいもの、という境界線を超えて伝えてくれて嬉しいな、ありがとうって。

この毎年のPianoManを一回やめてしまったら、重い腰をあげられなくなるから毎年やりたい。と言っていて。
毎年、1年に1回こうして見守ってきた康兵くんの音楽を楽しむことを楽しめるってどんなに幸せか、とふと今年は思えたので。
また来年も、会いに来れたら嬉しいな。