ALL DAY!!

本当と嘘のあいだで、どこからか聞こえた音を書き留める。

2022.10.18  ポルノグラフィティ18thライヴサーキット"暁" at オリックス劇場(大阪)

 

2022.10.18  ポルノグラフィティ18thライヴサーキット"暁" at オリックス劇場(大阪)

 

いつもよりもこの曲はこう!とかではなくストレートに伝わるものをそのままに感じていたから、いつもと違ってこの瞬間心地よかった、踊った!みたいな文では表せられないライブだった。

 

舞台セット&前説
窓枠のような板状の小さなスクリーンが何個か、蝋燭シャンデリア3つに下手に木製のドア
ホーンテッドマンションのような雰囲気とBGM、前説もこれは某マンションやん...

 

ーーー紳士淑女少年少女の諸君、実は間もなく漆黒の闇となるこの会場にたくさんの悪霊が侵入してしまった。取り付かれないように禁止事項を伝える
呪いの儀式で身を焼かれたくなければ必ず守り給え

禁煙→煙草の煙は悪霊を刺激しかねない
消毒→悪霊撃退用の手指消毒を用意している(怖いからって全身に振りかけてはいけない)
撮影禁止→悪霊は電子機器が嫌い使用すると命の保証は出来かねない
座席移動→隣の席が空いていたとしても、そこには悪霊がいる可能性があるから移動禁止
避難誘導→漆黒の闇の世界では人間は悪霊に太刀打ちできない、命が惜しければ今のうちに場内非常口の位置を確認しろ…
避難誘導は係員がするけど、その際係員が人間かどうか確認しろ、悪霊だった場合地獄の入り口に連れて行かれるぞ
光り物→光り物は悪霊が喜ぶから禁止
体調→悪霊に取り憑かれたり見えてはいけないものが見えた場合は係員にすぐに伝えるように
その他→御札を貼ったり個人的なお祓いをするのも禁止素人が手を出してはいけない
(個人的なってことは、ライブが悪霊退治ってこと???)
守れないと家まで悪霊をもれなく同行させるぞ…
ライブは悪霊との邂逅だ

 

生声
晴一「やっぱり、大阪は暑かったでーす!」
昭仁「今日は本当にありがとー!また、元気に会いましょうー!」

 

M1 悪霊少女
開演前や前説の世界観をそのまま含んでいて、オープニングで幽霊みたいなのが飛んで行ってた

M2 バトロワゲームズ
バトロワイントロ起動音でプレステマークパロディで「PornoGraffiti」

M3 カメレオンレンズ
バトロワカメレオン並べてくれて幸せすぎる…めちゃめちゃ踊ってた多分周りを気にしてはいけない
そしてふとMICROWAVEでもう一度おどりたくなった
→そう、この周りを気にしすぎて踊らなくなるのは嫌だ、という思いをどこで決心したかをアンフェ以外で思い返すと、サイバーのときかも。
>>
これは個人的だけれど「その羽を大きく広げたままで、この旅路の果てで待ってて」が、丁度今回の「海月」で広げた感情のことを言い当てられているような気がして仕方なかった。次のライブではもっともっと彼らに素直にぶつかっていこう、今までも素直だったけど、今までよりもずっと。

M4 ジョバイロ
どうしてここでジョバイロなんだろうと後で考えたときに「短編集のようなアルバム」という答えがあった。新藤の世界観を当てはめる過去曲ならここにたどりつくんだね。

M5 オニオンスープ
→戸惑って居るのが目に見えたよ、そりゃあ初めてライブでやる曲じゃけこれから作っていけばええんよ(だっけかな)
さすが大阪、戸惑いつつも受け入れようとする懐が深いねとも言ってた
ワイパーと縦振り、全く相容れない戸惑いw

M6サボテン
サボテンのイントロが、そうとても美しかった、いつからかサボテンに対しての優しい寄り添い方を知った。歳を重ねるってこういうことなのかもなあ
思えば東京ドームのときも同じようなことを感想にしたためていた。彼らの表現も変わってきたのかもしれない
そしてこちらも短編集過去曲シリーズなのかも?

M7 ナンバー
あ、ちゃんとアルバムver.だというかどうしても、有明で聞いたそして音源として聞いているナンバーとは違う新しいものに聞こえて

M8 クラウド
ナンバーとかの映像はやんややんや言われた結果なのかむしろこっちを想定していたのかはわからんけど、ああ落ち着くとこに落ち着いたなぁという感じ
それぞれのMVの世界観のある空撮とかドライブとか街の映像
けれどそれぐらいの主張がちょうどいい、曲を聞いて、観て感じるライブという空間には。

M9 ジルダ
ライブで聞くジルダはとても軽快で気持ちよかった、ビルボードライブとかでやったらすごく映えそうというかそういうお食事やお酒を提供しつつ音楽を聞く場にとても合う軽快さ
 
M10 うたかた
機材トラブルでトークタイム、みんなそのまま客席座っての2曲(瞬くの盛り上がるとこでみんな立つ)
岡野「まぁ、たまにはこういうの(完全着席)もいいじゃない」→なおうたかたで座っていて助かった模様
とむさんの音が出なかったのか袖にある機材の問題で途中トークタイムになったんで着席したんだけど、新藤くんギター床直おきしてスタッフが無言の圧でギタースタンド持ってきてたのわろた
岡野「この曲もたくさんやってほしいと声があったけれど、2009年のドーム以来やっていませんでした」
ああ…こうやって。また「あの日」に戻ることができる。そして新しい記憶を重ねていく。
ずいぶんと昔から続く、あの頃にポルノと一緒に結いた糸はまだちゃんとここにつながっているんだ。

M11 瞬く星の下で
ここ最近のポルノちゃんによくある1番は岡野くんの声を聞くコーナー。
毎回岡野くんの年々の安定さとか進化とかを聞けて幸せだなあと思う。

M12 Zombies are standing out
ゾンビの照明〜!これ!やっぱり振り落とされる緑!

M13 メビウス
メビウスの輪のグラフィックを背負って(正直いるかなぁ?とは思ったけど…)
この曲はとても儚さを持っていて美しく歌い上げてもらって素敵ね、って思うんだけど証言とならぶとこんなにも「綺麗」がにあうんだなあ
言葉足らずの人間が生み出す「綺麗」に含んだ感情を誰かに書き出してほしい

M14 証言
BEツアーのインプロ〜月飼いの流れを思い出したよね

証言前のinstが禍々しくて自分で考えておいてなんだけどあの曲に「禍」という曲名を送りたい…というかそこからインスピレーション受けててくれたら嬉しいと思うほどに。
そこからの証言は美しいけれどなんだか苦しかった。
メビウス→inst→証言、ここは一つの流れなんだろうなあ
例えばメビウスと証言の世界が同じで、悪魔が奪った翼はメビウスの子。見ている私たちの第三者としての目線、解釈が様々だったら。とそう考えさせてくれさえする繋がる「inst」
単体で考えたときと、並べて汲み取ったときの世界観がこんなにも違うなんて。
こう思えるのはこのアルバムの曲が芯があるからか。物語性を感じるからか。
→世界観として切り取ったときに対の存在みたいなものを感じたんだよね。インストが入ることによって。
そしてなんとなく小説/短編集を読み終わったような気持ちになった。
世界観がつながっているような、短編集を読むのが好きなので案外この話とこの話は繋がっているのかも?ってふと思うことがあって。
短編集と考えると何度もやっているジョバイロがあることにもちゃんと理由がある気がしている
なんだかライブ全体も一冊の本を読んでるような感覚。って思うと全体的ないびつな形もわかりあえそう
ーー証言が「何について」の証言なのか、というのをメビウスの曖昧さがあってこそお互いに際立ててくれていたなと!
もしここが別の曲ならまた違う「証言」であったろうし。

M15 アゲハ蝶
あぁ、アゲハ蝶をやる選択をしたんだなと。REUNIONでやってはいるけれどやっぱりあくまで「声」が必要な曲だと思っていたから避けるかと思っていたんだ。けど手拍子でひとつになろうの「ひとつになる」が今はできる、なにより前ツアーよりもチケット難=ラバッパーが多いという味方もついてるからの選択肢かもね。

M16 ミュージックアワー
このMアワめっちゃ踊れる…すき…ファンキー、ダンスタイム異常に楽しいな

M17 VS
M18 テーマソング
VSかなぁ周りの空間を岡野くんがビッて指してくれてからのテーマソング肯定感しかない
VSをききながらやっぱりドーム思い出して、ふと慣れきってしまったコロナ禍にハッとした、あの頃に私達は戻れるのだろうか。

M19 暁
暁、化けたなあ…
分厚い壁をメリメリっと破きゆく感じ
歌い始めで岡野くんが跪いたの見てしみてしみて動けなかった強い祈りだった

EN1 Century Lovers
ボイスストラップの所持率は3~4割ぐらい…?ふーふー(吹き込んだやつを鳴らす係)と指差し係にチーム分けされた

EN2 ジレンマ 
ジレンマがやけに楽しかった、やっぱりジレンマが私を奮い立たせてくれるんだと
岡野くんが大海原に曲を放つのはどんな波が立つかわからないしどこまで届くかわからないから毎回胸に抱える緊張みたいなものがあるっていってて、でも今回のアルバムは届ける先が明確に見えていたから気負わずに作れたって言っていて、
その「気持ち」がストレートであればあるほどこちら側も受け取りやすさがスマートでいられるような気がするし、手にとったあとに大事に抱えていける気もする。
大事に抱えた既存の曲もアルバムの曲も臆することなく受け取ったから最後のジレンマも素直に楽しむことに意識をおいていて、だからこそこんなに「ああ!楽しかった!」と素直でいられるのかも
あとは単純に天井に手が届いてびっくりしました2階最上段の天井低いな

-ソロ回し-

たすく今宵みなちんハネウマ
新藤ソロのとき、ギターのラインを岡野くんが地引網みたいにしてたから「また岡野くんが変な動きしてる」とか思ったら袖スタッフが○出してたから直してたみたい。ごめん岡野くんw

 

そういえばタオル2種類出した割にはハネウマは封印したなあと。まぁセンラバやめちゃめちゃ踊れるMアワやらを組み込んだし物足りない感はなかった。ただどこでタオル掲げるかなーって思ったらメンバー挨拶で掲げててなるほど!これならソーシャルディスタンス保てるし盛り上がる…!と。

●その他

バイトしてた焼き鳥屋の話を昨日した→
西中島南方を昨日東中島南方といい間違えてたことを訂正する岡野くん

心斎橋筋商店街をひっかけ橋まで思い出お散歩した岡野くん
(当時は祭りか?人が多すぎるってなってた)
(またお前そんなとこ歩いてバレなかったのか…)
 2丁目劇場の思い出を語る
→初めての2丁目ライブ、えらく緊張してみんなで一杯煽りに行ったこと
このまま2丁目でやってたらよしもとからデビューしたのかな?ダウンタウン先輩っていってたかも
(いや、でもサザン先輩もやっぱええなみたいなこと新藤が言ってた…?)
三点倒立で登場した話
いつかの2丁目ライブ、新曲初公開のライオンのサビがとんで客席に歌え!とマイクを向けた無茶振り
女子高生が3段に重なってる客席

新藤は新藤で、大阪時代っていったら酒ばっかり飲んで夢ばっかり語ってたうんこみたいな頃よ!って笑